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三徳(さんとく)とは、儒学でいわれる3つの徳のこと。一般的には智・仁・勇の徳目をいう。 == 儒教的三徳 == 四書のひとつ『論語』に「智の人は惑わず、仁の人は憂えず、勇の人は恐れない」〔『論語』巻第五・鄕黨第九〕とあり、孔子は智・仁・勇を大いなる徳と見なしている。また、同じく四書に数えられる『中庸』には「好学近乎知、力行近乎仁、知恥近乎勇」〔『中庸』二十章〕とあって、「智仁勇の三者は天下の達徳なり」と述べ、「三達徳」(万人が修めるべき3つの徳)としている。 また、12世紀中国(南宋)の儒学者朱熹(朱子)が著した『中庸章句』には智仁勇の三徳を入道の門としている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三徳 (儒学)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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